【Flower Stories#042】兄弟二人、萱草、紫苑を植ゑし語
忘れるべきか、 思い続けるべきか 今昔物語に伝わる兄弟のお話 シオン(紫苑 )は、学名をAster tataricusといい、キク科シオン(アスター)属の多年草、開花は秋で、薄紫の優しい色のお花です。大きくなる...
忘れるべきか、 思い続けるべきか 今昔物語に伝わる兄弟のお話 シオン(紫苑 )は、学名をAster tataricusといい、キク科シオン(アスター)属の多年草、開花は秋で、薄紫の優しい色のお花です。大きくなる...
歌仙の子は歌仙 梅に鶯 。平安時代の歌物語 万葉の時代、日本古来から愛でられている梅の花。元号令和の出典となったのも、万葉集巻五に収録された梅花の歌の「序」から。4500種以上ある万葉集の歌の中で、萩に次ぐ2番目の数で1...
戦国武将人気ナンバーワン、真田信繁をあの花に例えて… ツツジは漢字で『躑躅』。その意味は? 時は戦国。大坂夏の陣。 【真田信繁は、茶臼山に陣を構え、赤き旗を立て、鎧も赤一色にて、躑躅(ツツジ)の咲きたるが如し。】 こう記...
二人にとって、若き日の思い出 ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネという人物 ダリアやニオイスミレの話に登場する、ナポレオンの妻、ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネさんについて少し。 1763年6月23日生まれ、貴族出身の彼女は、ナポ...
遊女、医者、そして芸事の先生 シーボルトに関係する3人の女性 シーボルトが生涯唯一の女性とした日本人女性【楠本滝】さん。そして、二人の娘【楠本イネ】さん。楠本イネさんの娘、つまりシーボルトの孫娘の【楠本高子】さん。シーボ...
シーボルトが後世に名を残そうとした花の物語 シーボルトが愛した女性の名OTAKSA 長崎出島の三学者の一人、シーボルト。知っていらっしゃる方、たくさんいらっしゃると思います。ドイツ出身の医者であり、博物学者である彼は、日...
差し出した八重の花。その真意とは。 文武両道の武将、太田道灌 主人公は、【太田道灌】という武将。室町時代(1432年~1486年)に活躍した武将です。 太田道灌という名前は、あまり知られていなくても、【山吹伝説】という逸...
ナポレオンが愛した花、それは… フランス皇帝、復活の象徴 ナポレオンがこよなく愛した花。それがスミレの仲間のニオイスミレです。 最初の妻であるジョゼフィーヌとの結婚記念日には、このスミレの花をプレゼントしていたと言われて...
フランス皇后のダリアを盗んだのは? ジョゼフィーヌは熱しやすく冷めやすい? ダリアは、キク科ダリア属の総称で、夏から秋にかけて大輪の花と色鮮やかな花色が特徴的なお花です。原産はメキシコで18世紀にスペインの王立植物園に持...
絵画の巨匠モネが咲かせられなかった花の物語 絵画の巨匠クロードモネ。彼が咲かすことを夢見たが叶わなかった花のエピソード 熱帯スイレンは、アフリカ原産で暖かい気候で花を咲かせます。その神秘的な青色を楽しみたいと苗を取り寄せ...