フランス皇后のダリアを盗んだのは?
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ジョゼフィーヌは熱しやすく冷めやすい?
ダリアは、キク科ダリア属の総称で、夏から秋にかけて大輪の花と色鮮やかな花色が特徴的なお花です。
原産はメキシコで18世紀にスペインの王立植物園に持ち込まれ、そこから品種改良により様々な花色、花姿の品種が作出されてきました。
今回のお話は、フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトの最初の妻、ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネとダリアにまつわるエピソードでした。
大体、こんな感じの話ですが、もちろんキャラクターについては史実を基にしたフィクションです。
ジョゼフィーヌは、貴族の娘で美しい女性でした。ただ、自由奔放な性格と、とにかく恋多き女性だったようで、いろんな愛人と浮気を繰り返していたと言います。
年下のナポレオンは、そんなヤンチャなジョゼフィーヌに心惹かれていたのでしょう。きっと自分の思い通りにならないものの方が魅力的に見えたのかもしれません。飾らない朗らかな人柄で国民にも人気があったようですよ。
ヤンチャなジョゼフィーヌならではのエピソードがあります。それはこちらのストーリーで…。 【FLOWER STORIES#031】ジョゼフィーヌの塩対応
その後、浮気したり離婚したり、逆に浮気されたりと、いろいろあったようですが、ナポレオンが死去する際、最期にいった言葉に「ジョゼフィーヌ」という言葉があったと言われています。ジョゼフィーヌもまた、最期の言葉に「ボナパルト」という言葉があり、何だかんだでお互い心が通じあってたんでしょうね。
そんなジョゼフィーヌ。ダリアと同じくらいバラを好みました。むしろ、バラの方が有名ですね。自身の城マルメゾン城には、250種類のバラを植え、園遊会などを開いていたそうです。
ジョゼフィーヌは、これらのバラをただ愛でるだけでなく、ルドゥーテという画家にバラの絵を描かせ、これを図鑑として記録に残しました。ジョゼフィーヌ死後にこのバラ図鑑は書籍化され、植物学上の重要な資料になっているそうです。
ナポレオンがジョゼフィーヌとともに愛したといわれる花があります。その花とは…? それはこちらのストーリーで…。 【Flower stories013】復活のシンボル