【Flower Stories#008】自然の中のサラダバー!?

花言葉は「無邪気」「自然を愛する」



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花を食べる文化

ヨーロッパでは、エディブルフラワーという食花文化があります。
サラダやオードブルなんかの彩りを添えるために花を散りばめたりしたり。少しずつではありますが、日本でもちょっとオシャレなスーパーなどに置いてあることもあります。

もちろん、日本でも古来からちゃんと花を食べる文化があります。
刺身などに添えてある菊の花。食用に作られたもので食べることもできます。抗菌作用も期待できるということでただの飾りというわけではありません。

さて、今回のお話に登場したエディブルフラワーは
【ポーチュラカ(学名:Portulaca oleracea)】

和名をハナスベリヒユといいます。
何を隠そう、ポーチュラカとその近縁種は食べられるんです。
しかも、最近よくTVなどで注目されている
ω-3脂肪酸(動脈硬化やコレステロールを減らす効能でよく知られます)を大量に含んでいて、まさに健康食品!

昔から山形県では「ひょう」と呼ばれ、茹でて食べたり、干して保存食にもされているんです。トルコやギリシャではサラダにも使われるそうで、ワールドクラスの食材。沖縄でも葉物野菜が不足する夏に重宝される食材なんですって^^ .

また、民間薬としても古くから使われ、解熱、解毒に利用され、
葉の汁は虫刺されにも効くと紹介されていたことがあるそうですよ。

ポーチュラカの花ことばに
【無邪気】【自然を愛する】
というものがあります。

花を食べてしまいたくなるほど無邪気に自然を愛す、楽しいことではありますが注意も必要です。

園芸用のポーチュラカは農薬が使われていることもあります。
また、よく知らないとポーチュラカに似た毒草を食べてしまうこともあります。
専門家の指導の下や、ハナスベリヒユとして食用に売られているものだけを食べるようにしましょう!!

秋から春まで冬を彩るあの花も食べられるんです。その花の名前の意味は、「物思い」。それはこちらのストーリーで…。 【FLOWER STORIES#037】物思う

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