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マリー・アントワネットの恋話
マーガレットは、初冬から春まで長期間花を楽しめる植物です。その可愛らしい姿や名前からも多くのガーデニングファンに愛されるお花ですね。
実は、ルイ16世の妃で、「パンがなければケーキを食べればいいじゃない※」の発言で有名なフランス王妃マリーアントワネットの庭にも植えてあったそうで、フランス女性にも絶大な人気を誇るお花の一つです。
(※このマリーの発言は、マリー本人がいったものではないことが分かっています)
そして、マーガレットの花と言えば「恋占い」です。今回のFlower storiesでは、マリーの恋占いの話を作ってみましたが、恋多きマリーの中で、最愛の人として知られるのが、スウェーデンの貴族フェルセン伯爵という方です。
マリーが一目ぼれをしたともされるこのフェルセン伯爵は、容姿端麗で背が高く、貴族の必須である知識を習得して、18歳でパリの社交界にデビューすると、たちまちパリの上流階級の婦人に人気を博しました。
1774年1月に行われた仮面舞踏会でマリーと出会い、親密になっていきました。マリーに献身的に使え、マリーの降りかかる多くの不幸にも力になったと言われています。
マリー一筋だったようですね。
さて、話を戻しますが、恋占いによく使われるマーガレット。マーガレットの花は、基本的にフィボナッチ数列の21枚。最初に「好き」を選択すれば、終わりも「好き」で終わるわけですね。
ただし、既に花びらが落ちてたりすると、どう転ぶか分かりませんので、人に勧めるときはそこも注意しておいてくださいね。