ムシトリナデシコ
Silene armeria
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●ヨーロッパ原産で、観賞用のものが野生化し、様々な地域で帰化植物として定着している。
●5枚の花被弁を持ち、1.5cm程度の花径の花を、茎の頂点で多数咲かせる。
●花の中央には合計で10の鱗片があり、目立つ。
●茎にべたべたの粘液があり、虫による食害や盗蜜を防ぐためと考えられている。虫取りの名の由来となっている。
●食虫植物ではない(栄養として吸収しないため)
●シレネ、小町草(コマチソウ)として知られる。
●Sileneはギリシア神話に登場する半人半馬の種族シレーノス(Silenus)が由来。シレーノスはいわゆる酔っぱらいであり、酒でベタベタしていたのかもしれない。
●フクロナデシコと同じ仲間
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科名:ナデシコ科
属名:マンテマ属(シレネ属)
学名:Silene armeria
原産地:ヨーロッパ
開花期:5-6月
一年草または二年草