クチナシ
Gardenia jasminoides
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●梅雨の時期に強い芳香のある白花を咲かせる。
●クチナシの名の語源は諸説ある。
●実が熟しても裂けないので、口がない実=クチナシ。
●果実にある突起をくちばしに見立てて、口が付いたナシ(実を意味する)=クチナシ。など。
●ジャスミンに似た強い芳香を持つ。種小名Jasminoidesはジャスミンに似たを意味する。
●秋10月ごろから赤黄色の実をつける。
●乾燥させた果実は、古来より黄色の着色料として利用された。また発酵の仕方によって青色の着色料にもなる。
●例えばインスタントラーメンの袋の原材料名などに「クチナシ色素」と記されている。
●花も食用にできる。(食用として栽培されたものに限る)
●「三大芳香花」の一つとして知られ、渡哲也さんのヒット曲『くちなしの花』で有名に。
●将棋盤や碁盤の足は、クチナシの果実をかたどっている。無言で戦い、第三者は勝負に口出し無用(口無し)ということからのようだ。
●花言葉の一つは「幸せを運ぶ」
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科名:アカネ科
属名:クチナシ属
学名:Gardenia jasminoides
原産地:東アジア、日本(東海より西)
開花期:6-7月
常緑低木