マリーゴールド
Tagetes
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●黄色や橙色の花を咲かせる。花壇の定番植物。
●種類も豊富で、アフリカンマリーゴールド、フレンチマリーゴールド、メキシカンマリーゴールド、レモンマリーゴールドと名前もワールドワイドな感じがする。
●アフリカンマリーゴールド(Tagetes erecta)は和名を千寿菊、山椒菊、フレンチマリーゴールド(Tagetes patula)は紅黄草、孔雀草、万寿菊、メキシカンマリーゴールドはホソバコウオウソウ、ヒメコウオウソウ。
●千寿菊とか、万寿菊という名でも知られるが、千と万は開花期の長さの違いから名づけられたらしい。万の方がやや長い。
●が、園芸業界の種の絵袋にはほとんど万寿菊と表記されているようである。
●またアフリカンマリーゴールドもアフリカ大陸とは全く関係ないようである。導入の際の間違い表記だったようだ。
●中国語では千寿菊を「万寿菊」というらしく、もう訳が分からない。
●主な種の原産地は全てメキシコである。フレンチマリーゴールドは、最初にパリの庭園に植えられていたかららしい。
●属名Tagetesはエルトリア神話でユピテル(ゼウス)の孫とされる少年ターゲスに由来する。
●「聖母マリアの黄金の花」とも呼ばれる。
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別名:孔雀草、万寿菊、千寿菊
科名:キク科
属名:マンジュギク属(タゲテス属)
学名:Tagetes
原産地:メキシコ、中央アメリカ(一部アフリカ)
開花期:4-12月
一年草(一部多年草)