アジサイ
Hydrangea macrophylla
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●梅雨時期の定番だったが、促成栽培で今では母の日に送るお花の定番に。
●特徴の一つに土壌のpHで花の色が変わるが、土壌中のアルミニウムに関係している。
●アルミニウムが多い土壌では、たくさんのアルミニウムが吸収され、体内のある色素と反応することで、青色が発色される。
●アルミニウムが少ないと、青色が発色されないのでピンクのまま。
●つまり酸性土壌では、吸収されやすいアルミニウムが多いので、青色になる。
●咲きだしは薄い緑、→土質により赤や青→徐々に全て赤みを帯びてくる。
●七変化や八仙花と呼ばれる。
●学名Hydorangeaは水の器という意味。多量の水を吸ったり、体内に蓄積することから。
●落葉性で日陰でもよく育つ。1-2m程度の低木で初心者でも育てやすい。
●日本原産。シーボルトによって海外に渡り、品種改良され、現在では逆輸入されている。
●シーボルトの妻「お滝」の名を学名(Hydrangea otaksa)に付けた。だが同種のものが登録されていたため、現在は残っていない。
●シーボルトと関係の深い長崎県では、今のなおアジサイの事を「おたくさ」と呼び愛されている。
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科名:アジサイ科
属名:アジサイ属
学名:Hydrangea macrophylla
原産地:日本
開花期:6-9月
落葉低木