シャクヤク
Paeonia lactiflora
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●ボタンに似て、紅や白などの大輪の花を咲かせる。多くの園芸品種がある。
●シベリア、中国、モンゴル辺りが原産地。
●江戸時代には既に茶花として親しまれ、品種改良が盛んにおこなわれた古典園芸植物の一つ。
●熊本藩では武士の素養として、栽培、育種された植物「肥後六花」のうちの一つ。(他にはアサガオ、キク、ツバキなど)
●海外で育種された品種は「洋芍」と呼ばれる
●薬用としての栽培もある。根が生薬となり、日本薬局方にも収録されている。
●学名のPaeonia(パエオニア)はギリシア神話の医薬の神様が由来。
●ボタンは花木、シャクヤクは草本。
●英名はどちらもPeonyとざっくりしている。
●宿根草なので毎年楽しめる。
●シャクナゲと間違えられることが多い。
●花言葉の一つに「恥じらう」
●英語にも似た表現がある。 ”blush like a peony” (シャクヤクのように顔を赤らめる)
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科名:ボタン科
属名:ボタン属
学名:Paeonia lactiflora
原産地:ユーラシア大陸の東北部
多年草