スイートピー
lathyrus-odoratus
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●赤いスイートピー♪で有名
●秋まきで春の花。
●1697年にクパーニという神父の著書「カトリック庭園Hortus Catholicus」で初めて文字として記録された。
●18世紀にイングランドに広まったが、観賞には不十分だった。その後、19世紀後半になって多彩な品種が誕生した。
●イギリス国王エドワード7世(1901年~1910年の10年間統治)の妃アレクサンドラ王妃がこよなく愛し、エドワード朝の象徴ともいうべき花となった。
●遺伝学のモデル植物としてよく用いられ、メンデルの法則のメンデルを世に紹介したイングランド人ウィリアム・ベイトソンが実験に用いていた。
●ピーというだけあって、花の後はエンドウ豆のような鞘をつける。
●種をつけるにはやはりエネルギーがいる。花を楽しむには、花がらを摘むとよい。
●甘い豆という和訳になるが、甘いのは花の香りであり、豆は毒性があるので食べられない。
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別名:ジャコウレンリソウ、ジャコウエンドウ、カオリエンドウ
科名:マメ科
属名:レンリソウ属
学名:Lathyrus odoratus
原産地:イタリア・シチリア島
開花期:4-6月
一年草、多年草