エンレイソウ
Trillium
*
●特徴は、葉が3枚、萼が3枚、花弁が3枚。トリプルスリー。
●雄しべの先端も3つに割れ、外側に3本、内側に3本ある。
●というわけで属名Trilliumは「3」と「ユリ」が由来。3という数字にとりつかれたかのような花である。
●Trillium smallii (シノニム:Trillium apetalon)という褐色の花の地味な品種があるが、花びらがなく3枚の萼がその代わり。
●北大のシンボルマークは、構内に自生するオオバナノエンレイソウ(大花延齢草Trillium camschatcense)を図案化したもの。
●花弁、がく片で構成された六方(東・西・南・北・天・地)への広がりは、日本や世界へ向けての本学からの情報発信を意味している。
●発芽してから最初の開花まで10年はかかるようだ。その後は、毎年花を咲かせる。
*
科名:シュロソウ科
属名:エンレイソウ属
学名:Trillium
原産地:東アジア、北米
開花期:4月
多年草