カタバミ
Borago officinalis
*
●地中海沿岸に自生するハーブで青い星形の青色の花が印象的。
●花色は白もある。
●結実後に枯れる一年草。耐暑性が弱く、枯れる。
●こぼれ種でも増える繁殖力。
●聖母マリアの青い衣を描くときに使われたことから、「マドンナブルー」と呼ばれることもある。
●特徴の一つは、葉や茎に覆われている白い剛毛。
●中世の騎士が出陣前にこの花をワインに浮かべて、心の準備をしたとも。
●ワインに浮かべると色が濃い青からピンクに変わる。
●ワインは酸性で、おそらく青色の色素(アントシアニン系かな?)は酸性で赤色を呈するのでピンク色になるのかも。
●コンパニオンプランツでもあり、マメコガネを防ぐと言われている。
●エディブルフラワーでもあり、サラダや砂糖漬けにしてスイーツに飾ったり。
●ただし、ボリジを含むムラサキ科の仲間には毒性成分も含まれることもあり、大量に食べたりはしない方がいいかもしれない。
●属名Borago は「Borra」は剛毛を、種小名officinalisは、「薬効のある」を意味する。
●民間薬として強壮、強心、血液浄化、利尿、解熱などに用いられていた。
*
別名:ルリジサ
科名:ムラサキ科
属名:ルリジサ属
学名:Borago officinalis
原産地:地中海沿岸
開花期:4-6月
一年草