カタバミ
Oxalis corniculata
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●道端などに普通にみられる。いわゆる雑草として広く分布する。
●1cmに満たない可愛らしい黄色の花をつける。
●紫色の花をつけるムラサキカタバミも、同様によく見られる。
●茎や葉にシュウ酸を含んでおり、酸味がある。
●シュウ酸の英名はoxalic acid。カタバミの葉から単離されたことが由来。
●属名Oxalisは「酸っぱい」を意味する。
●地下に球根を持ち、匍匐茎をのばし、地表に広がる。
●繁殖力がつよく、根が深いので除草に困る。
●日本の家紋に「片喰(カタバミ)紋」がある。繁殖力が強く、絶やすことが難しいことから「家が絶えない・子孫繁栄」とされる。
●日本で特に有名な10大家紋の中で、2番目に多いようである。
●真田丸で登場した「大坂五人衆」の一人、長宗我部盛親の長宗我部家の家紋は「七つ片喰(ななつかたばみ)」。その他の4人は真田信繁、後藤又兵衛、明石全登、毛利勝永。
●葉はハート形の3枚が合わさった形でクローバー(シロツメクサ)によく似ているが、もちろん違う植物。
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別名:Oxalis
科名:カタバミ科
属名:カタバミ属
学名:Oxalis corniculata
原産地:日本はじめ世界中に分布
開花期:4-10月
多年草