スズラン
Convallaria majalis
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●春の訪れを釣り鐘型の花とともに知らせる、なじみ深い花。
●学名Convallariaは、Convallis…谷、leirion…ユリで谷間の百合とも呼ばれる。
●majalisは5月に咲くを意味する。
●英名はLily of the valley。谷間の百合。
●日本に自生するスズランは、つつましやかに葉っぱよりも下の方に花をつける。
●ドイツスズランは、花は葉と同じくらいまで伸び、やや大型。香りがあり、香水の原料にもなる。
●可愛らしい姿とは似つかわしくなく、有毒植物。特に花や根に多く含まれる。
●ギョウジャニンニクと外見が似ており、誤食による中毒事例もある。スズランを生けた水を飲んでも中毒になるらしい。
●フランスでは5月1日のメーデーにスズランの花を贈ると幸せが訪れるという風習がある。
●モナコ公妃グレースケリーは、結婚式で華やかなブーケではなく、慎ましいスズランの小さな花束を持った。
●フィンランドの国花
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別名:君影草(きみかげそう)、谷間の姫百合
科名:キジカクシ科
属名: スズラン属
学名:Convallaria majalis
原産地:ヨーロッパ、東アジア、北アジア
開花期:4-5月
多年草