マルクシャガールは、ピンクと白の絞りで四季咲き大輪系のバラ。名前の由来はもちろん画家のマルクシャガールです。シャガールと言えば、別名『愛の画家』と言われ、生涯をかけて愛の対象である、妻ベラ・ローゼンフェルトをモチーフに絵を描き続けました。
一つエピソードを。
本田技研の創業者 本田宗一郎さんがシャガール邸に訪問し、お土産に筆と硯を持参しました。
浮世絵などジャポニズム作品が描かれた道具である筆と硯が興味深くて、すぐに試し書きをしたそうなんですね。
その後、来客の本田さんの事など頭から消えてしまうくらい没頭してしまったそうです。
その時、シャガールは御歳94歳。
90歳を越えてもなお持ち続けている飽くなき探究心に、本田宗一郎さんは痛く感銘を受けたそうです。
生涯をかけて打ち込めるものがある事は本当に幸せな事ですね。
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